リサイクルシステム
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リサイクルシステム

廃棄物をエネルギーへ

近年、3R(リデュース、リユース、リサイクル)など環境に配慮する動きが広まり、ゴミゼロ(ゼロエミッション)を目標に揚げる企業も少なくありません。当社ではこの変化に順応すべく「廃棄物からエネルギーや資源などの価値を導きだす方法へと変化しました。今までの廃棄物処理施設は、エネルギー資源回収施設へと振り向け、リサイクル可能な材料を徹底的に分別できる高度技術を備えた施設へと転換し、年間1万トン以上の次世代燃料を供給できる再資源化システムです。

選別の自動化

従来の中間処理施設においては、選別時における人件費が、処理費の大半を占めていました。当社では、自動化することが難しいとされてきた選別を長年の経験と研究により、完全自動化することが出来ました。

スプリングマットレス、磁気テープ(処理困難物)の再資源化

処理困難物の再資源化事業強化の一環として、使用済みスプリングマットレスや廃磁気テープのリサイクルに積極的に取り組み、専用の中間処理施設「あきる野工場」を稼働しております。特にスプリングマットレスは、布や繊維、化学繊維、ウレタン、木材、スプリング・鉄線・留め金具などの金属からなる複合製品で、構造も近年、多様化しています。従来、手分解か重機による解体がほとんどで、手間がかかる「処理困難物」として処理して来ましたが、処理行程を全て自動化するとともに、鉄などの再生利用、及び、繊維くずや廃プラスチック類などの燃料化することにより、完全再資源化することが可能となりました。

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